アラン・ド・ボトン(著)、齋藤慎子(訳)『メランコリーで生きてみる』を読みました。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784845923335

世界は不完全で残酷。
だからせめて、悲しみとうまく付き合おう――

〈メランコリー〉には、現代社会を生き抜くヒントが満ちている。
哲学者アラン・ド・ボトンが、歴史、アート、宇宙、建築、旅……など35のテーマから探るその効能とは?
幸せの押し付けに疲れたすべての人へ送る、深い悲しみに対するなぐさめの書。

メランコリーとは「物事を深刻に悲しみ、意気消沈したり 積極的に行動する意欲を失ったりする病的症状。」らしい(出典:新明解国語辞典 第八版)。

不完全なままで生きていく一助となる本ではある。

ただ同時に、メランコリーといっても誰もが必ずしも共通の認識を持てるわけではないとも思った。この本を読んでる途中で何度か「そうか⋯?」という疑問も浮かんだ。(※わたしは他者に恋愛的惹かれや性的惹かれを感じないaroaceなので、「セックスとメランコリー」「性交渉とメランコリー」はいまいちピンとこなかった。

ただP158の「だれの居場所でもないから、だれの居場所にもなりうる。」という言葉にはグッときました。旅に関する章に出てきた言葉だけど、なんならわたしがそのような存在になりたいとまで思った。

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