Netflixで『D.P. -脱走兵追跡官-』を観た。

このドラマのOPは必ず以下の言葉から始まる。

大韓民国の男子は法の定めるところにより兵役義務を遂行しなければならない (大韓民国兵役法第3条)

しかし最終回ではその言葉が以下に変わっていた。

すべての国民は人間らしく生きる権利を有する 国は災害を防止し その危険から国民を保護するため 努力しなければならない (大韓民国憲法第34条)

国に命じられて軍隊で戦争の訓練をし、権威を持つものたちから常習的に暴力を振るわれ、そしてそれらは隠蔽される。公になった場合は個人の責任になる。そこには数えきれないほどの歴史があり、その歴史は想像を超えるほど根深いものだ。

最終回に出てきた台詞が頭から離れない。

「ここは(軍隊内部の構造)仕方ないところなのです」 「その言葉 “仕方ない”が大嫌いです」

“仕方ない”で受け流せない人たちの連携が良かった。ただドラマ内では暴力の描写が結構な頻度で登場する。不正や隠蔽を許せない人でさえ、暴力を振るってしまう。暴力に慣れると人を止めるときでさえ拳が出るものなんだと恐ろしくなった。

国や組織の責任を問い、これ以上人権と尊厳と命を奪われてはいけないと行動する。「全部終わったよ」と周りから言われたとしても、ジュノたちは「終わってない。まだ始まってすらない」と答えるだろう。

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