知らぬ間に性暴力を受けていた女性たちが主体性と尊厳を取り戻すために、対話を重ねていく様子を描いた映画。性暴力被害の事実を知った上で、何を・どの道を選択すべきか、必ずしも一致しない意見と行動にどう折り合いをつけていくのかが語られる。
「ことを語る言葉がなかった 言葉がない場所にあるのは沈黙だ 沈黙こそ恐怖だった」と明かすこと、立場の弱い被害者が「赦し」を強要されるのは「赦しの誤用」としっかり明言すること、どれも必要であり、一人一人が持たなければいけない認識だなと思った。
サポートやケアがない極限状態で限られた選択肢を強いられる精神的負担や、オーガストはあの村で生きていけるのだろうかとか、観終わったあとも色々考えてしまうし、考え続けなければいけない問題ですね。